気候も服装も移り変わる時期となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
季節の変わり目になると、体もキモチもしんどくなる、という方もいらっしゃると思います。
中でも最近よく耳にするようになった「気象病」や「天気痛」を抱えている方も多いようですね。
かくいう私も、その一人。
かつては、その辛さを共有できる同僚と「今日しんどいよね」という一言から仕事を始める事も多々ありました。
仲間の皆さん、引き続きお大事に。
さて、このブログでは趣味の話を取り上げる者が多いので、私も一つ。
元々カメラが好きで、OLYMPUSのデジカメ、MINOLTAのフィルムカメラ、CANONやFujifilmのミラーレス一眼を使ってきました(膝丈くらい沼)
そしてこの度、MINOLTA以来15年ぶりのフィルムカメラを手にすることに!!
この「fujica 35-EE」です。



なんと発売は1961年9月! 今からちょうど60年も前のカメラです。
当時の平均初任給が13,000円の時代に、このカメラの販売価格が24,000円ということなので、大変高価な一品だったようですね。
ネットフリマで3,500円だったので、故障しててもしょうがないとダメ元でポチっとしましたが、これがなんと無問題!
ほぼフルマニュアルであったり、独特な機構だったりと慣れるまで時間が掛かりそうですが、時間をかけて少しずつ仲良くしていきたい相棒になりそうです。
(ヘビー級な重さだったり、フィルムや現像代という意味でも時間がかかりそうですがw)
カメラに興味の無い方がほとんどだと思いますので、スペックなどの詳細を知りたい方はコチラからどうぞ。
何枚残っているか底面のダイヤルを覗き込み、
じっくりフィルムを巻き上げ、
ピント合わせに苦労し、
息を止めてシャッターを押しこむ。
そうすると、スマホで撮った写真より、何倍も何十倍も愛着が湧く一枚になるんですよね。
こんなのは、もはや時代錯誤なのかもしれません。
でも、写真を撮るために敢えて足を止めて息を整える時間は、自分にとって大切で必要なものなのだと、改めて実感することができました。
両手いっぱいの仕事に追われている中でも、休息できる時間を忘れないようにしたいものです。



右上に黒かぶりがありますが、これもまた味ということで。。。
逆光のときの光の拡散具合がお気に入りです!
2021/10/15:文章レイアウトエラーを修正しました