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やっと高野山を訪ねることができました!

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壇上伽藍

現在、私は東京から大阪に単身赴任しています。

かれこれ1年以上が経ちました。

先日その単身赴任先の方が僕に「どこかに出かけませんか」と声をかけてくださいました。

「どこに行ってみたいですか?」と聞かれて、即答で「高野山!」と答えました。

そうなんです。ずっと行ってみたかったんです、高野山!

日本の歴史では「京都に政治」「大阪に経済」の時代が長く続きました。

その繁栄に呼応して紀伊半島に「信仰の場」が育っていったように感じています。

紀伊半島は山深く、容易に人が立ち入れないような地域で、神聖な場が数多く存在しているように思います。

これまでに伊勢や熊野を訪ねたこともあり、いつかは高野山と思っていました。

那智・伊勢・熊野

高野山は標高800Mの高地に東西4キロ南北2キロ四方に渡って作られた宗教都市です。

高野山の街はいくつかの参道ルートがありますが、きちんと歩くと20キロぐらいあるそうです。

標高800メートル、距離20キロ大変な難所です。

最盛期には2000ものお寺があったと聞いています。(今は200ぐらい)

紀伊山地の山深くに仏教のための街を作るなんて信じがたいです。

ひとつ、ふたつのお寺ではなく、2000のお寺が並ぶ宗教都市ができたのです。すごい!

開祖は皆さんご存知の弘法大師(空海)です。

遣唐使として中国に渡り、優秀な成績を収めて1年後には日本に戻っています。

日本に戻ってからは真言密教を確立し高野山を修行の場として開創しています。

空海に救いを求める信者は皇室、公家、大名などにおよび、数多くのお墓や供養塔が設けられています。

Wiki調べですが、戦国大名の6割以上の墓所があるとのことです。

何がこれほど人々をひきつけているのかとても興味深いです。やはり一度は訪ねておかねば!

観光列車「天空」

出発は南海電鉄なんば駅からです。4人のメンバーで集まって出発です。

ちなみに私以外はみんな女子なので、ほぼほぼ女子旅の様相です。

途中の橋本駅からは観光列車が出ています。みんなで持ち寄ったお酒とおつまみで車内宴会が始まりました。

車両ほぼ貸し切り状態で話も弾みます。

高野山駅に到着してからはケーブルカーで高低差328mを5分で一気に登ります。

ケーブルカーの終着駅からはバスで高野山の目的地まで快適に移動できます。

高野山の街の中の移動もバスが利用できて便利です。そしてお昼は精進料理に舌鼓。。。

あれ??思ってたのと違うなー。。快適で楽しいぞ。。ここは高野山のはずなのに。。

険しい山に分け入って俗世と分かって修行を行う場なのに。。人を容易には寄せ付けない特別な場所のはずなのに。。

金剛峯寺、大塔(高野山真言宗総本山金剛峯寺HPより掲載)

気を取り直して高野山の最も奥深い所にある奥の院に向かいます。

奥の院には弘法大師の御廟(ごびょう:御霊を祀る殿堂)が建立されています。

そこに向かう参道の両脇には沢山の墓地や供養塔があり、有名な戦国大名の名前を数多く見ることができます。

武田信玄、上杉謙信、織田信長、豊臣家、北条家、明智光秀、石田三成、伊達政宗、加賀前田家、紀州徳川家、などなど。

奥の院へ続く参道

上杉謙信墓所

この様子を見ていると戦国武将達の悲哀のようなものを感じます。

なにも好きで戦いを繰り広げていたわけでもないのでしょう。

乱世に生まれた故、戦わざるを得なかったのでしょう。

殺生や、人々の暮らしを犠牲にすることへの罪意識も強かったのだろうと思います。

武士としての生き方の業の深さに対して、救いを求める行いとしてこのような形に現れたのではないでしょうか。

皆が救いを求めてすがっているように見えます。

ここでは2キロ近くある奥の院までの参道を歩きながらそんな歴史ロマンに浸ることができます。

現代化されている高野山のなかでもここだけは特別な空気を感じます。

奥の院(高野山真言宗総本山金剛峯寺HPより掲載)

お墓や供養塔の数は20万基ぐらいあると言われているそうですが、一般の人がこっそりやってきて手で持ち運べるような小さな供養塔を置いていく例も多数あるそうで、それは数百万個ぐらいあるのではという話もあります。

これほどに人の気持ちを集める空海って、どんな人だったんだろう。。。

奥の院では深々と頭を下げてお参りしました。

ご利益などもとめず、今日を幸せに生きていることに感謝をしました。

今度は一人でゆっくり回ってみたいと思っています。麓からの20キロの参道にもチャレンジしてみましょうか。。

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