手塚貴晴先生の講演会に出席してきました!

 こんにちは。制作3Gの相原です。

 今回、取引先のお客様主催の講演会にご招待頂き、出席してきました。

 登壇されるのは、著名な建築家「手塚貴晴」先生です。

 TEDでも講演されている手塚先生のお話を聞けるならぜひとも!!ということで、招待枠がわずかでしたがねじ込んで頂きました。(ありがとうございました!!)


 今回の講演テーマは「建築の先にあるもの」


 一言で「建築」と言っても、大小様々なものがあります。

 住宅、役所、公共施設、教育施設などがあり、それぞれの中でも機能を追求したものから、デザイン重視のものまで多岐にわたります。

 講演のはじめに心に刺さった言葉が有りました。
 それは・・・『建築の根本は生活の中で初めて見えてくる』
 という、手塚先生の言葉が印象的でした。

 つまり、デザインや機能をあれこれ机上で考えるのも大事だけど、長年愛される建築物を建てるためには、使う人がそこでどのように生活をするかを自分が十分に理解している必要がある、ということです。

 そのために手塚先生は家族を大切にし、イクメンに徹し、自分が生活の中で『幸せ』を体感するようにしている、との事でした。


 代表的な作品の1つに、立川市の「ふじようちえん」があります。



 雑誌やテレビで見たことがある方も多いのでは無いでしょうか?
 この幼稚園は、日本だけでなく世界の数々の建築に関する賞に輝いている作品です。


 なぜ「ふじようちえん」は、それほどの高い評価を得ることが出来たかと言うと、自分自身がきちんと向き合ってきたからこそ分かる子どもたちの特性を理解し、それが十二分に発揮できる仕組みを作っていることが評価されている主な理由だと仰っていました。

 アナログな造りの裏に隠されている最新技術とのバランスも評価理由のひとつになっています。
 いまでもメディアで取り上げられる事があるので、機会がある際はぜひご注目ください。


 ふじようちえんの他にも、たくさんの作品例から手塚先生の建築イズムをお聞きできたのは、貴重な経験になりました。

 自分も顧客の『幸せ』を追求するために、一つ一つの仕事に正面から向き合っていきたいと思いました。


<手塚建築研究所>
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