渓流魚の模様と毒針を持つ植物のお話

去年から始めた渓流釣り。
今年も毎週のように通っておりますのでそのお話を。
まずは、実際に撮影した魚の画像を紹介させていただきます。

↓の画像はイワナです。


ブラウンベースの色に白色の斑点が特徴ですが
上げてからすぐ観察すると背中が金色のラメ状に輝くきれいな魚です。
なかなかその部分は写真に収まりにくいのですが今回はある程度写ってくれました。

↓の画像はヤマメになります。


こちらのヤマメには中央にいくつか赤い斑点がありますが、これは少し珍しいようです。
この赤い斑点は本来ヤマメと瓜二つの『アマゴ』という魚種の特徴。
これらの魚は川ごとに生態が分かれており、互いの領域では繁殖できないのだとか。
自分の釣っている川はヤマメの分布圏になりますが
このような斑点持ちのヤマメがちょくちょく上がります。

話は変わって、渓流釣りのリスクについて少々。
渓流釣りには常に滑落や熊、落石などのリスクつきまといますが
今回お話したいのは私の行く釣り場によく生えている↓の植物。


こちらはイラクサという植物です。
画像だと見えにくいですが茎の部分に無数のトゲがあり
一つ一つが蟻酸などを含んだ毒針となっております。
針に少し触れたことが何度かありますが
患部を抓り続けるような痛みと腫れが半日ほど続きます。
生薬上の名称は蕁麻(じんま)と呼ばれ
赤く小さい腫れが広がる蕁麻疹という症状はこの植物からきているとのことです。
イラクサは本州でも広範囲で見られる植物のようです
見かけた際は触れぬようお気をつけください。