「ヘザウィック・スタジオ展 共感する建築」に行ってきました

「ヘザウィック・スタジオ展:共感する建築」展示風景

制作部 古川です。

今回は六本木ヒルズの森美術館で開催中の「ヘザウィック・スタジオ展 共感する建築」に行ったのでその内容を。

前情報はあまりなく、
建築CGに携わる身としてインプットしておきたいなという気持ちでふらっと行くことにしました。


以前、森美術館でMarvel展に行ったことがありますが、
ここで建築をどのように展示するのかな?というところから気になっていましたが、

「ヘザウィック・スタジオ展:共感する建築」展示風景


「ヘザウィック・スタジオ展:共感する建築」展示風景

入ってすぐに車があり、全然建築だけではないのだな、、

そして、あらゆるもの作品をつくる為に、形状や素材などいろいろな検証をされているのだなと、
デザインに携わる人ってエネルギーすごいなと改めて感じます。

「ヘザウィック・スタジオ展:共感する建築」展示風景

こういうスケッチから作品ができていくのだと思いますが、
なんとなくのイメージをここからカタチにしていく作業は並大抵の努力ではできないのだろうと思います。

それにしても、こういうスケッチをみていると憧れます。
さっと白い紙にイメージを書く設計者さんたちをいつも見ていると、カッコイイと思ってしまいます。


ヘザウィック・スタジオ《上海万博英国館》


ヘザウィック・スタジオ《上海万博英国館》

上海万博英国館ですが、ものすごいインパクト、、

パッと見は、、なんだかよくわからないですが、

王立植物園キューガーデン内の世界最大の種子バンクからのアイデアだそうです。

透明のアクリルの棒で作られているようなのですが、
この建物の内側からみると、植物の種子が一面にみえるようになっているとの事です。



ヘザウィック・スタジオ《グーグル・ベイ・ビュー》


ヘザウィック・スタジオ《グーグル・ベイ・ビュー》

あのGoogleです!

外からの見た目のインパクトはもちろんですが、オフィスの構造すごいですよね。
全然既存のイメージからかけ離れています。

一言で言えば、「広っ!」中に入ったら自分がどこにいるのかわからなくなりそうです。。

それにしても模型のクオリティが高すぎて、、じっと見てしまいます。



ヘザウィック・スタジオ《麻布台ヒルズ/低層部》


麻布台ヒルズ/低層部


麻布台ヒルズ/低層部

日本では、2023年に完成予定の「麻布台ヒルズ」の低層部を手掛けているそうです!

なのでこのタイミングで展示会をやっているのか!と思ったのですが、
もともとはコロナ期間になるあたりに予定していたみたいでした。。

実際にヘザウィックが手掛けた場所に今年に行けるとなるので、すごい楽しみです!
 ※全く知りませんでしたが、展示会を見てすごく気になってしまいました笑

テレビなどでもこれからたくさん取り上げられるのでしょうね。



他にも沢山の展示があり、どれも見ごたえあります。

特に模型のクオリティが本当にすごいです!

中学の時にプラモデルづくりにはまっていましたが、
これでご飯は食べていけない、、と思って仕事にしたいなどは微塵も思いませんでしたが、

こんなものが作れる仕事があると知っていたら、ちょっとこの道を頑張ったかもしれません。。 
※このレベルには足元も及びませんが。


まだまだ6/4までやっているそうですので、よかったら見に行ってみてください。

※展示場内にパースやムービーなども流れていたので、建築CGやっている方も参考になるのではと思います。