京都を男二人で歩いてみた

ストレートには大阪支社があります。

まだ少人数ではありますが、大阪での業務を広げるべく頑張っております。

その大阪メンバーの1人にモンゴルから来ている外国人スタッフがおります。

先日そのスタッフと一緒に京都に出かけてきました。

薄らと紅葉に染まり始めたばかりの快晴に恵まれた気持ちの良い日でした。

始まりは私が京都国立博物館で行われていた「皇室の名宝」という展示を見たくて、一緒にどうかと彼を誘ったところからになります。

そこには伊藤若冲の動植綵絵の一部が展示されていました。

これはほんとに名宝にふさわしい作品です。

むしろ私はこれさえ見れれば満足でした。

以前に東京都美術館で動植綵絵三十六幅が一同に揃った展示会がありました。

240時間待ちの空前の大盛況だった展示会です。

その時、三十六幅全てが揃った展示を見た感動は今も忘れません。

圧巻です。言葉では説明できないほどの感動がありました。

今回はその一部の展示なのですが、それでも見たくて出かけていきました。

もちろんそれ以外にも書、絵巻、絵画、仏像など多数展示されています。

ラッキーだったのは源氏物語画帖も展示されていたことです。(源氏物語絵巻を手帳風に見せているもの)

これは宮中恋愛物語みたいなものですが、華やかな装飾に飾られた絵巻は大変に美しいものです。

これも一見の価値ありです。

とにかく美しいです。

優美です。

その後はすぐ隣の三十三間堂に向かいました。

皆さんは行かれたことがありますか?

教科書で名前と写真だけ見たことあるけど。。みたいな人多くないですか?

是非、足を運んでいただきたいです。

ここの仏像彫刻、感動します。

理屈抜きです。

その後は祇園、石塀小路、高台寺、先斗町と京都風情を感じながら散歩をしました。

男二人で。。

彼にとっては京都定番というスポットより、そこをつなぐ裏路地的なところや少し静かなお寺といったところが気に入っていた様子です。

「いいね」「綺麗だね」「美しいね」「感動だね」と言いながら歩く一日でした。

満足した!

最後はおでんを一緒に食べて締めくくりとしました。

ホントは鯖寿司食べさせてあげたかったのですが、お寿司は苦手だと言われてしまったので。。

そりゃ京都に来たら「サバ街道」の話でもしながら「いづう」の鯖寿司食べるでしょう。

今度は滋賀にまで足を伸ばして鮒寿司でも食べさせてやろうか。

関西は面白い。

色々と勉強してみると、東京は歴史が浅いということを思い知ります。

政治、経済、宗教とそれに伴う文化の奥深さは圧倒的に関西圏にあるように思います。

少し歴史を勉強して、そして街を歩くということがとても楽しいです。

彼は僕の話をよく聞いてくれます。

ついこちらも気持ち良くなるので、色々と話をしながら街を歩きます。

またどこかに行こう。